サイクルコンピューター アプリ
前回サイクルコンピューターについて書きましたが、今回はスマホのアプリのサイクルコンピューターについてメリット、デメリットを挙げながら触れてみたいと思います。
★メリット(超お手軽)
なんと言っても本当にお手軽です。
スマートフォンをお持ちの方ならアプリをインストールして簡単な設定をしたら、後はアプリを起動した状態でポケットに入れて走り出すだけです。
アプリは有料のもの、無料のものとありますが、無料のものでも機能が豊富なものがたくさんあります。
シンプルなデザインもあれば、可愛い!かっこいい!ものなど多種多様です。
ハンドル周りにスマホを固定出来るようにすれば、大画面で見やすい最高のサイクルコンピューターが完成します。
ナビ機能のついたアプリも少なくないので、道に迷いやすい方には安心のカーナビにもなります。
サイクルコンピューター入門にはうってつけだと思います。
★デメリット(バッテリーの消耗)
走行中はアプリを起動し続けているので結構スマホの電池の消耗が早いです。
特にディスプレイを表示した状態で走行していると消耗がさらに激しいです。
常にGPS情報を取得し続けているのもバッテリーの消耗の要因になっているようです。
僕がアプリを使っていたのは2014年頃で、使用していた機種はiPhone4Sでしたが、大体2~3時間でほぼバッテリーが無くなりかけていました。
1時間くらいの走行ならば問題はないのですが、一日中走りたいと思ったらちょっと難しいです。
最近の機種はバッテリーのもちが良くなってきているので、もしかすると一日中アプリを使っていても大丈夫なのかもしれませんし、予備のバッテリーを持っている方なら問題はないかもしれません。
純粋なサイクルコンピューターは長時間の使用を想定して作られているので、製品にもよりますが一日どころか一年近くもちます。
私はもっぱら休日にしか乗らないのでサイクルコンピューターを購入してから1年以上経ちますが一度もまだ電池を交換したことがないです。
★まずは使ってみてほしい
今回も簡単な説明でしたがいかがだったでしょうか?
自分の走った距離や時間、走行ルートが分かるのはけっこう面白いです。
きっとこれまでとは少し違う自転車の楽しみ方が見つかると思います。
サイクルコンピューターってどんなものだろうと興味がある方には、無料のアプリをつかってみてサイクルコンピューターの良さをまずは体感してみて欲しいです。
サイクルコンピューター
サイクルコンピューターとは自転車の走行距離や走行速度などを表示、記録してくれるアクセサリーです。
サイクリングをした際に
「今日はどれくらいの距離を走ったのかな?」
「どれくらいのスピードで走ってたのかな?」
という疑問がすぐに分かります。
通勤、通学で自転車に乗っている方も毎日の距離がどれくらいか把握しやすいので、最短ルートなんかを探すのも楽しいかもしれません。
値段はピンキリで安いもので2000~3000円ぐらいで買えます。
安いサイクルコンピューターは機能がシンプルで走行距離や走行速度などの表示、記録のみのものが多いです。
高いものだと5万円ぐらいしますが、機能がものすごく充実しています。
どんな機能があるのか下に箇条書きで紹介していこうと思います。
★その1(心拍数)
走行中の自分の心拍数が分かります。
心拍数が分かって何が良いの?と思われる方がいると思いますが、心拍数によって運動強度が分かるのです。心拍数が低ければ軽い運動となり、高ければ激しい運動になります。
「そんなのいちいち機械に教えてもらわなくてもだいたい分かるでしょ。」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自転車を漕いでる時には意外と自分では把握しにくく、気が付いた時には自分の想像以上に疲労がたまってしまうということがロングライドなどをしている時には結構あります。
サイクルコンピューターに現在の自分の心拍数を表示させることで、自分にあった心拍数をキープしやすくなり、無理のないサイクリングが可能となります。
心拍数についてもう少し詳しく知りたいという方はこちらのブログで分かりやすく説明されていましたので下記のリンクをご覧ください。
ロードバイクと心拍の切っても切れない関係 : 文化系自転車夫婦
★その2(ケイデンス)
ケイデンスとは1分間に何回クランクを回したかという数値です。
値はrpm(Revolution Per Minute またはRotation Per Minute)です。
(クランクとは下図のギアの中心からペダルを繋いでいる部品です。)
1分間に60回クランクを回せばケイデンスは「60rpm」
1分間に100回クランクを回せばケイデンスは「100rpm」となります。
ケイデンスが分かると何が良いのかというと、こちらも運動強度の目安にになります。
ロングライドをする際はギアを軽くしてクルクルとクランクを回して足への負担を軽くして走るのが一般的です。この場合はケイデンスは高くなります。
逆に短い距離を高速で走るときはギアを重くして足に強い力を込めて走ります。この場合はロングライドの時よりもケイデンスは低くなります。
ケイデンスを一定に保ったり、早くしたりと調整することで自分ののぞむ運動強度にすることが出来て、心拍数の調整にも大きな助けとなります。
正直このケイデンスはかなり専門的な知識になってきますので、初心者の方には難しい話だと思います。
これも分かりやすく説明してくださっているブログがありましたので、詳しく知りたいという方は下記のリンクをご覧ください。
ワンランク上のロードバイク乗りを目指す人のためのケイデンス関連知識まとめ!! o孕o三 - NAVER まとめ
★その3(GPS)
GPS機能を備えたものは自分の走行したルートが記録されます。
こちらはリアルタイムで地図が表示されて自分の現在地がすぐに分かるものと、GPSの位置情報を記録して同期したスマホやパソコンで表示するものとがあるようです。
自分の走行ルートが分かるのはロングライドをした際はけっこう嬉しい機能です。
さらに高低差を表示してくれるものもあるので、「こんなにも登ってきたのか~。」ということが数値でしっかりと見えるのも良いです。
★その4(バックライト)
表示ディスプレイの画面を明るく照らすバックライト。
そこそこの値段のするものであれば大体付いているようですが、シンプルな安いモデルだと付いていません。
バックライトが付いていると夜間の走行時にもはっきりとディスプレイが見えるので便利です。
★その5(ワイヤレス)
サイクルコンピューターは様々な情報を表示をする本体と、その情報を集めてくるセンサーの2つに分かれています。
上の写真を見ていただくとセンサーと本体の間にコードがあるのが分かるとおもいます。
ワイヤレスの場合、このコードがないのでスッキリとしますし、取り付けの際にぐるぐるとコードを巻き付ける手間がないのが良いです。
しかしその反面、本体だけでなくセンサーの部分にも電池が必要になります。
●自分にあったサイクルコンピューターを選ぶ
サイクルコンピューターについて説明してきましたが、自分の目的にあった機能を備えたサイクルコンピューターを選んでもらえたら幸いです。
いろいろなサイトやブログで比較などもされているのでそれらを見て吟味されると良いと思います。こちらも分かりやすく比較してあるブログさんがありましたのでリンクをご参照いただけたらと思います。
ロードバイク乗りは必須!おすすめサイクルコンピュータ8台 | FRAME : フレイム
冒頭でも述べましたが安いサイクルコンピューターでしたら2000~3000円くらいで購入できますので、まずはお試し気分で取り付けてみて欲しいです。
私が現在使用しているものも安いモデルです。
サイクルコンピューターを自転車に取り付けて、さらに充実したサイクルライフを送っていただけたら幸いです。
キャットアイ(CAT EYE) ベロ9 [CC-VL820] VELO9 有線式 ブラック
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かもめ☆チャンス
今回は私が読んで面白かった自転車マンガを紹介したいと思います。
タイトルは「かもめ☆チャンス」です。
信用金庫に勤めるシングルファザーの主人公がひょんなことからロードバイクに出会い、子育てや仕事に追われながらもレースに参加したり、自転車を通して知り合った仲間達と成長していくといった内容です。
主人公が社会人ということもあり、同じように社会人になってからクロスバイクに乗り始めた自分にとっては感情移入がしやすかったです。
ロードバイクや、ロードバイクのレースの知識が楽しく学べるのでスポーツバイク初心者の方にはすごくオススメです。
特にヒルクライムレースの話を読んでいると自分も長い坂道を自転車で登りたくなります。
興味があれば一度手に取っていただきたいです。
(*´・ω・`)b
ハーフトゥクリップ
★ハーフトゥクリップというものをご存知でしょうか?
(イメージ画像です)
ペダルの先に装着するもので、これがあると少しペダリングが楽になります。
ロードバイクに乗っている方がビンディングペダルというものを使用している事がありますが、これは靴とペダルがしっかりと固定されるペダルなので、ペダルを踏み込む力だけではなく引っ張り上げる力も自転車の推進力に変える事が出来ます。
踏む力だけでなく引く力も使えるので長距離を走行する際は足の筋肉の負担が分散されてより快適に走る事が出来ます。
本格的に自転車に乗りたい方はビンディングペダルをオススメしたいですが、デメリットもあるのでいくつか並べていこうと思います。
その1(価格)
まずペダルをビンディングペダルに変えないといけません。値段はピンキリですが大体5000円以上になります。
またビンディングペダルにはクリートと呼ばれる部品がついた専用のビンディングシューズという靴が必要になります。こちらも値段はピンキリですがちゃんとしたものであれば一万円前後、良いものは二万円以上するようです。
その2(デザイン)
ビンディングシューズのデザインはかなりスポーティーなものが多いです。バッチリサイクルジャージに身を包んだ姿であればかっこいいのですが、カジュアルな服装には足元だけがヤル気満々になってしまいます。
カジュアルなデザインもあるのですが、それでも豊富なラインナップとまでは言い難いと思います。
その3(立ちごけ)
立ちごけというのは自転車に乗ったままこけてしまうことです。
どういうことかと言うと、ビンディングペダルからビンディングシューズを外すのには少々慣れが必要なので、停車する際に上手く外す事が出来ずそのままこけてしまうのです。
慣れてしまえば大丈夫なのですが、こけてしまったところに後続車が来てしまうという想像をすると怖いです。
★ここから本題です。
ここまでビンディングペダルの話をしてきましたが、ここからハーフトゥクリップの話をしていきたいと思います。
ハーフトゥクリップを一言でいうと「お手軽ビンディングペダル」です。
ビンディングペダルを使用してみたいけど立ちごけが怖いと思っている方や、ちょっと値段が高いのでビンディングペダルを買えないという方に気軽にビンディングペダル気分を味わってもらえるパーツです。
それではビンディングペダルと比較した時のメリットを挙げていきます。
その1(安い)
まずはめちゃくちゃ安いです。プラスチック製のものであれば大体800円くらいで買えます。金属製のちょっと良いものでも3000円くらいで買えます。
その2(靴を選ばない)
ビンディングペダルは専用の靴が必要ですがハーフトゥクリップなら、大体どんな靴を履いても普通にこぐことができます。
※ただし極端につま先部分が膨らんでいるような靴や、足の甲が高い靴はハーフトゥクリップに入らないかもしれません。
また革靴など素材によっては、つま先部分が削れてしまうので注意が必要です。
その3(立ちごけしにくい)
前述の立ちごけもほとんどないと思います。
これは自身の経験からしか言えないのですが、特に立ちごけをしそうになったことはありません。ハーフトゥクリップにつま先がスポっと入っているだけなので、簡単にペダルから足を下ろすことができます。
★ペダリング
あくまでこれは個人的な感覚に基づくものなので参考程度に読んでもらえたらと思います。
どれくらいペダルに力を加えられる部分が増えるかを簡単な図で説明したいと思います。赤い矢印が力を加えられる部分です。
まずはノーマルペダルの場合↓
これがハーフトゥクリップを使用した場合↓
ほんのちょっと力を加えられる部分が増えます。
ちなみにビンディングペダルなら360°どの角度でも力を加えられます。
またハーフトゥクリップを使用するメリットとして立ち漕ぎをしている時にペダルを踏み外すという事故を防ぐ効果もあります。私は一度ペダルを踏み外したことがあるのですが、めちゃくちゃ怖かったです。
★最後に注意点
良い部分を説明してきましたが、悪い部分というか注意点も紹介しようと思います。
ハーフトゥクリップは必ずどのペダルにも装着できるとは限りません。
ご自身のペダルの形状をよく見てから購入することをお勧めします。
さらに形状やサイズもいろいろあるので自分の足にあったものを選ぶことが重要です。
またビンディングペダル程ではないですが、ハーフトゥクリップも使用の際は慣れが必要かと思います。慣れないうちは無茶な走行をせず気を付けて運転してください。
長くなってしまいましたが興味が湧いた方には是非ハーフトゥクリップをペダルに取り付けてサイクリングに出かけてみて欲しいと思います。
それでは('ω')ノ
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琵琶湖(南湖)を一周してきました。
先日、知人と琵琶湖の南部分を一周してきました。
いわゆる「ビワイチ」と呼ばれる琵琶湖一周ではなく、琵琶湖に架かる琵琶湖大橋の南側の南湖と呼ばれる部分を一周してきました。
画像の赤丸の部分です。
琵琶湖を一周するとだいたい200㎞ですが、今回はそんなにハードなコースではなく、お手軽なコースにしようということになり約40㎞の南湖一周コースを走ってきました。
コースは以下のルートになります。
琵琶湖大橋の西側からスタートして南湖を半時計周りで走って、再び琵琶湖大橋に戻ってゴールです。
今回のサイクリングで良かったこと、失敗したことをあげていくので皆さんの参考になればと思います。
●良かったことその1(距離)
まずは距離がちょうど良かったです。
走り終わった後は心地よい疲労感でした。
のんびり景色を見ながら時々休憩も挟んで、スタートからゴールまでの所要時間は朝の9時~お昼の12時の4時間でした。
普段から100㎞~200㎞以上走行する方には物足りない距離ではありますが、楽しくのんびりサイクリングをしたい方にはオススメです。
●良かったことその2(コース)
琵琶湖は大きな高低差がないので坂道が嫌いな方にはオススメです。
平坦な道が続くのでスムーズに走行し続けられます。また信号がほとんど無いのも魅力です。
ゴールを琵琶湖大橋にしたのも良かったです。橋の頂上部分はかなり高さがあるので登るのは大変ですが、登りきった後に南湖全体を見下ろせるので達成感と感慨深い想いが味わえました。
↓頂上からの写真です
❌失敗したこと その1(補給)
この日は朝食の時間が早かったこともあって11時くらいから激しい空腹感に教われました。
途中にいくらでもコンビニがあるだろうと考えていたのですが、南湖の東側は畑や田んぼばかりで全く補給の出来る場所がありませんでした。
やはり40㎞程度であっても軽く食べられる物は持っていた方が良いのだなあと実感しました。
余談ですが、やっとの思いでたどり着いた道の駅で食べたアイスクリームは最高に美味しかったです。
✖失敗したこと その2(カバン)
これは僕ではなく一緒にサイクリングしていた人の失敗なのですが、ボディバッグという種類のカバンを使用していましたが、走行中に何度もずり落ちてきていて非常に鬱陶しそうでした。
カバンを持っていくなら背負うタイプのものの方がそういったトラブルが少ないように思います。
特に春や秋など気候の良い季節はそれほど背中が蒸れることもないので、そこまで気にならないと思います。
ボディバッグに比べて容量も大きいので食料や上着なども入れられて便利かと思います。
今回は天候にも恵まれ、風も強くなかったので快適にサイクリングが出来て良かったです。
一般的な成人男性であればそんなに大変なコースではないと思いますので興味がある方はビワイチ入門といった形で出かけてみてはいかがでしょうか。
※体力に自信のない女性や小学生くらいのお子さんだとちょっとキツイかもしれません。
自転車選び 決め手
前回まではロードバイクとミニベロを比較してみましたが、ネット上にはそれ以外にもたくさんの種類の自転車の情報が事細かにあふれています。
選択肢が増えることはとてもうれしい反面、多すぎて決められなくなってしまうということもあります。
性能面や用途に合っているかなどを調べることはとても重要ではありますが、結局のところ「自分がビビっときたもの」を購入するのが一番良いと思います。
気に入ったものであれば積極的に自転車に乗りたくなりますし、愛着も湧いて自然と大事に乗ります。そして何よりも乗っていて楽しいです。
私自身が決め手になったのは自転車のフレームの色でしたが、今でもパーツを買うときに
「この車体にあうパーツの色はこれかな?」
なんて考えながら吟味するのが至福のひと時です。
そして自転車を選ぶ際にはぜひ実際に自分の目で見てほしいです。
カタログやネット上の画像だけで判断すると恐らく実物を見た時に
「ちょっとイメージとちがうなあ」と思うことがあると思います。
少し大げさな例えですが、結婚相手を選ぶ際にお見合い写真を見て判断するのではなく、じかに会ってみてどんな印象なのか確かめてからその先に進んだほうが賢明だと思うのですがいかがでしょうか。
皆さんが自分にピッタリの一台に出会えることを願っています。
自転車選び クロスバイクかミニベロか
自転車屋さんに行くと様々な自転車が置いてあります。
その中でも小径車、いわゆるミニベロはこじんまりした可愛らしい姿で並べられています。
しかしこのミニベロ、可愛らしい姿とは裏腹になかなかスピードが出ます。
特に走りだしの加速力は他の追随を許しません。
但しその反面、高速走行のスピードを維持するのが苦手なので長距離を走行しようとするとかなり大変です。
以上の特性から、信号待ちの多い街中などにはめっぽう強い自転車と言えます。
クロスバイクを購入しようと考えている方に一度考えて欲しいのは「自分がどのようなシーンで一番使用するのか」ということです。
普段使いに加えて、休日は少し足を伸ばして遠くまでサイクリングしたいと考えている方にはぜひクロスバイクをオススメしたいですが、もっぱら通勤通学、たまにポタリング(ポタリングとは自転車を使っての散歩のようなものです)をする程度であればミニベロもぜひ選択肢に加えて欲しいです。
ミニベロは車体が小さく折り畳み式のものも多いので、車や電車に載せることも容易ですし、室内での保管もしやすいので盗難が心配な方や大切に乗って行きたいと考えている方にはオススメです。